ひとり介護❤️あなた!損していませんか?【福祉用具 給付金 助成金】 〜Ryo’sNote 〜 My Daily Routine as a Caregiver 在宅介護の実情やお役立ち情報

ひとり介護❤️あなた!損していませんか?【福祉用具 給付金 助成金】 〜Ryo’sNote 〜     My Daily Routine as a Caregiver 在宅介護の実情やお役立ち情報

こんにちは Ryoさん です ☺️
Hi! My name is Ryo. This channel is all about caregiving at home.
I have more than 20years of experience as a nurse, and I have been nursing and caregiving my father for more than 10 years at home.I will provide valuable information and practical nursing tips about actual home care from the perspectives of a professional nurse and a daughter.
I am delighted to encourage people in the same situation, and hopefully, their comfort increases.
世の中には知ってる人だけが得する事、知らなくて損をすることってたくさんありますよね!?介護でもよくあります。
今回は節約のためにも、損をしないためにも知っておくと良い情報をお伝えします。
❶ 介護用品の『購入』と『レンタル』二つの方法
補助金や給付金を利用し購入できる人、できない人がいて、いずれも条件があります。
介護でよく耳にする言葉
①介護用品、②介護保険、③福祉用具の3つを簡単に整理します。
① 介護用品
介護用品と一言で言ってもオムツ、パジャマ、肌着、手袋、車椅子、介護用ベット、痰の吸引機、義肢まで多種多様な用具や機器があります。
② 介護保険
対象者は、65 歳以上と、40 歳から64 歳までの医療保険加入者と ※特定疾患の方。
・65 歳以上の方は、原因を問わずに『要介護』または『要支援』認定を 受けたときに介護サービスを受けることができます。
・40 歳から64 歳までの医療保険加入者が、加齢に伴う病気が原因で『要介護や要支援』の認定を受けたときに介護サービスを受けることができます。
※ 介護保険は必要な人が使えるように、保険料と税金で運営されています。そして、所得により、1割から3割の自己負担があります。
③ 福祉用具
日常生活に支障のある障がい者や要介護者・要支援者の生活で必要となる道具や、リハビリ(機能訓練)のための用具のこと。
・介護保険でレンタルできる ※福祉用具は全部で13品目
・利用できるのは、要支援者、要介護者(一部の福祉用具に関しては原則要介護2以上)
・それぞれの品目に適応基準あり
・1か月のレンタル料金の1~3割の料金で借りることが可能
・(介護を必要とする度合い=介護度)別に、介護保険の『1か月の支給額限度』が決まっているため、
ほかの介護サービスと組み合わせて限度額内でレンタルできます。
いざ、『自宅で介護を受けよう!』(在宅介護)となった時に大なり小なり、介護用品が必要になります。
介護用品を準備するとなると、お金もかかりますし、病状によって必要なものはどんどん変わっていきます。
1度購入したらずっと使えるということでもありません。そこで便利な制度が、先ほど出てきた『介護保険」です。レンタル料は事業所や自治体により多少異なります。まずはケアマネさんや相談員さんにご相談ください。
次に介護保険の適用がされない場合をお伝えします。
介護保険が適用される用品は主に、介護を必要とする人の日常生活で、
利用者が自宅で自立した日常生活を営むことができるよう助けるものについて、保険給付の対象となっています。
日常的に使用して消耗する紙おむつや介護食、デザインや様式に、
人それぞれの好みや使い勝手が反映される1本杖やシルバーカーなどは、介護保険の適用外となります。
ですので介護用品だからと言って全ての物が割引や給付の対象ではありませんのでご注意ください。
色々、説明しましたが、何はともあれ自宅で介護する私達にとって『レンタル』できることはとってありがたいです。
厚生労働省ホームページ 
※ 介護保険
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12300000-Roukenkyoku/2gou_leaflet.pdf
※ 福祉用具
https://www.kaigokensaku.mhlw.go.jp/publish/group21.html
※ 特定疾患
https://www.mhlw.go.jp/topics/kaigo/nintei/gaiyo3.html
❷ Q&A
Q.気管切開からの吸引カテーテルは一日1本を使って、交換しています。RYOさんは、どうされてますか?
A.私は口からの吸引も気管切開からの吸引も一日一回交換しています。
私の場合はありがたいことに、病院から一定数支給されていて、現在はそれでまかなえています。以前、YouTubeでこういう医療物品を支給されているとお伝えしたところ『うちは支給がないので自費で購入しています。』
と言う方が思った以上にたくさんいらして驚いています。
そう言う私も数年前までは、病院から支給していただける事を知らずに自費で購入し総額50万円以上自費で購入しました。
今お世話になっている病院に変えた時に、『一定量は医療費で処方できるんですよ』と言っていただき今に至ります。
こういう事を知りたいときはどこに問い合わせたら良いのでしょうか??病院でしょうか?
私のように自費で購入していた頃利用していた病院も『こう言った知識がないから!?』支給されなかったわけですし。一部の情報ですが
『医師が特定医療備品を限定数だけ医療費で処方でき、それ以上必要であれば自費購入となります。介護保険では購入できない。』との情報もあります。
もしご覧になっている方で、確かな情報をご存知の方がいらっしゃればコメントにて教えていただけると幸いです。
話は戻りますが、もし現在ご自分で購入されている方は一度、お世話になっている病院にご確認いただくのも良いかも知れません。
気をつけていただきたいのは、看護師さんやケアマネージャーさんなどの医療関係者でも、この様な情報を知らない方の方が多いので、
ご存知ない医療関係者に聞いてしまい、不確かなお返事を頂いて損してしまう可能性もありますので、こういう情報があると理由を話していただき、
直接病院にお尋ねいただくか、同じようにケアマネさんや相談員さんにも経緯をご説明して、ご確認いただく事をお勧めします。
実際に知り合いの看護師さん数名にお尋ねしたところ、
『お金のことや、そう言う仕組みや制度を知らない』『考えたこともなかった』
『てっきり後で患者さんが申請し、返金してもらっていると思ってた』
とのことでした。
私自身、介護を受ける側に回らなければ、こういう事を知らずに看護師を続けていたと思います。言い訳になりますが、こういう仕組みは看護学校でも、病院の研修でも知る機会がないと言うのが現状です。しかし、患者さまをお支えする立場としては、看護師さんも把握していただけると、ご利用者様が助かると思います。
❸ お寄せ頂いた、自宅介護のお役だち情報
・父が、5年寝たきりの時にモルテンのオスカーを使っていましたが、床擦れはできなかったです。優れ物ですよね。
 入院中も使ってました。
 病院で亡くなってしまい『床擦れの酷い方に使って下さい』と病院に寄付してきました。
 まだ母は足腰は大丈夫ですが認知症なので、万が一の時は、またエママット(オスカー等)を使います。
とのことです。
情報ありがとうございました。よろしければご参考になさってください。
❹ 介護保険の福祉用具の『購入費の支給』について
自宅介護の要介護(要支援)者が福祉用具等を購入したときは『購入費の9割相当額が支給される』場合もあります。
この制度を利用して購入できるのは
* 腰掛便座* 自動排泄処理装置の交換可能部品* 入浴補助用具* 簡易浴槽
* 移動用リフトのつり具の部分
なにやら聞いたことがないものも含まれていますね?
ざっくり言うと、入浴や排泄などを補助する福祉用具の一部のものに限ります。
これらの福祉用具は、事前に申請が必要とか、都道府県の指定を受けた福祉用具販売の事業所での購入でないといけないなど、
お住まいの地域により決まりがあります。
福祉用具を購入する際にも、必ずケアマネさんや相談員、地域包括支援センター、市役所などご相談くださいね!
ここで一つ、ある日突然ご家族の介護に直面した方のエピソードをご紹介します。
その方はこれまでお元気だったお身内が急にご病気になり、突然在宅介護を始めることになりました。
在宅介護を始めるにあたり何もかもが初めての経験で、
ケアマネさんとのやりとりする中で、「介護用品のレンタルのお話」が一番難しかったとおっしゃっていました。
『ベッドなど、いくつか選択肢があり、どっちにするか聞かれたところで分からない!決められない!』
『ケアマネさんのお話がちんぷんかんぷんで、結局お任せします』とお答えしたそうです。
きっと人生で初めて介護と直面する時は、どなたでもこのような感じだと思います。
私もそうでした。『看護師なのに、在宅介護は未知でわけわからん!!』と思いました。
今までの経験から感じたことは、日本には病気の人や介護を必要とする方を助けるとっても良い制度や仕組みがあります。
それは、病気になったら必ずその情報が誰が見てもわかる様に記載されたパンフレットが配布されるわけでも、
主治医から説明があるわけでも、市役所の職員さんからご案内があるわけでもありません。
稀に、それに関する情報が載った『しおり』が届くこともありますが、そのしおりは難しい業界用語で書かれていたり、
一体なにを示しているのか、どんなサービスなのか、自分が対象なのか?そうでないのか?すら理解し難い内容です。
結局自分から情報を取りに行かなければ、一生知ることもない情報だったりもします。
お正月休みに福祉用具のカタログを取り寄せて拝見し、衝撃でした。
『えっつ?!今はこんな便利なものがあるの?』『こんなの誰が発明したの?!すごい!!』
『父がまだ病気の進行が進む前に、これがあれば助かっていたのにな!』と思う福祉用具が色々あり驚きました。
でも、こういう情報はもっと介護を受けている人に届けないと意味がない『宝の持ち腐れだな〜』と強く思いました。
看護師さん、理学療法士さん、作業療法士さん、ケアマネさん、介護士さん、
皆さん日々の多忙な業務の中、ご尽力いただき感謝しかありません。
しかし、私は今はしていないとは言え、一応看護師である立場から言わせてください。
看護や介護を受けている患者さまを一番近くで見ている、また総合的に見えるのはやはり看護師かと思います。
ケアマネさんもご経験や知識は大変豊富ですが、看護や医療においては看護師ほでご専門ではありませんので、病気別や疾患の進行状況に見合った適切な福祉用具をご提案できるのは看護師が一番だと思います。福祉用具相談員さんもいらっしゃいますが、月に一度〜数ヶ月に一度の利用者さまとの関わりや、口頭での情報収集では、汲み取れない患者情報もあるかと思います。ですので、看護師さん(特に訪問看護師さん)がもう少しこれらの福祉用具の知識をお持ちになり、患者さまに早い段階でアドバイスやおすすめをしていただければ、
患者さまも、看護する看護師さん、介護士さんも心身の負担が軽減されたり、楽になり、双方ともメリットだとおもいます。
とはいえ、本当にお忙しい看護師さんに容易にお願いできないことも承知しております。
んっ〜!!どうしたら良いのでしょうか? 何か良い方法はないでしょうか?
看護学校や介護士さんの育成の授業に取り入れていただけると嬉しいな〜っとこれは私の想いです。

#給付金#在宅介護#福祉用具

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