コロナ補助金詐欺事件 鳥取県議に約400万円 手数料で流れたか【愛媛】 (23/07/13 18:35)

コロナ補助金詐欺事件 鳥取県議に約400万円 手数料で流れたか【愛媛】 (23/07/13 18:35)

新型コロナウイルス対策の助成金を巡り鳥取県議ら5人が逮捕された詐欺事件で、県内の飲食店経営者はだまし取った現金の約4割を、県議に手数料として支払っていたことが13日までに新たにわかりました。

この事件では、鳥取県議の平井伸治容疑者(55)や松山市内で「とんかつ店」を経営していた水野清子容疑者(60)ら5人が、「とんかつ店の従業員が休業した」と偽り、国の助成金約1190万円をだまし取った疑いで6月末に逮捕されています。

これまでの捜査で警察は平井容疑者が事件の中心的な役割を果たしたとみていて、捜査関係者によりますと、水野容疑者は今回だまし取った金の4割ほどにあたる約400万円を、平井容疑者に手数料として支払っていたことが新たにわかりました。

手数料の多くは平井容疑者がとり、残りの一部がほかの容疑者に渡ったとみられています。

警察は資金の流れを追うと共に、平井容疑者が同様の手口で別の事件にも関与したとみて捜査を進めています。

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